(2)【脂肪肝】⇒【慢性肝炎】⇒【肝硬変】⇒【肝臓ガン】
物言わぬ臓器・肝臓の機能が損なわれると、取り返しのつかないことに!
・・・腹腔鏡で見る症状別肝臓病の実態について
◎腹腔鏡写真が示す肝臓病の恐ろしい姿
さて、皆さんは自分の肝臓をじかにご覧になったことはおありでしょうか?とは言っても、まさか自分でお腹を切り開いて見る訳には行きません。そこで、検査に使用されるのが【腹腔鏡】という医療器具。お腹の中に細い管を入れて、内臓の状態を外から観察するものです。
管の先には直径6mmほどの小さなカメラがついており、これを通して内臓の表面を観察し、写真を撮影して病変を外から診断していきます。肝臓に関しては、形・大きさ・色・表面の性状・線維化の進行度合い・血管の状態などを観察します。
今回のテーマは、肝臓の機能が損なわれた4つの状態(【脂肪肝】【慢性肝炎】【肝硬変】【肝臓ガン】)について、【腹腔鏡写真】をお見せしながら、その症状について皆さんにご説明してまいりましょう。解説していただくのは、前回に引き続き【野村消化器内科 院長 野村 喜重郎先生】です。
(※野村先生のプロフィールはこちら)

正常な肝臓のイラスト